フローモジュールゼロオフセット
HDシステムでのみ利用可能です。
フローモジュールゼロオフセット コマンドは、トラブルシューティングに使用される ゼロ復帰手順 とともに使用されます。
スプレーガンのトリガーがオンにされていないのにシステムコントローラインターフェイスにてエアフローが示されたり、フローエアまたはパターンエア 粉体がガンを出る際の供給速度および粉体クラウドの噴霧化と形を変化させます。フロー高ヘルプコード(0x1011uまたは0x1013u)が表示されている時には、この手順を実施します。
ゼロ復帰手順を実行する前に:
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システムに供給されるエア圧が5.86 bar(85 psi)以上であることを確認します。
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モジュール出力固定具、ソレノイドバルブ、プロポーショナルバルブからエアが漏れていないことを確認します。漏れのある状態でモジュールをゼロ復帰するとさらにエラーが発生します。
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受信した障害に応じ、以下の作業のいずれかを実施します:
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高粉体エアフロー(0x1011u):ポンプの底にて吸引および送出チューブ配管を取り外して8-mmのプラグを継ぎ手に取り付けます。
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パターンエアフロー高障害(0x1013u):ポンプコントロールパネルにて6mmパターンエアチューブ配管を外し、6mmプラグを出力継ぎ手に取り付けます。
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システムコントローラタッチスクリーンにて、 ガン構成設定
を選択して画面をスワイプして フローモジュールゼロオフセット 構成設定へ移動します。
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ゼロ設定をリセット を選択します。
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継ぎ手からプラグを外し、チューブ配管を再び接続します。
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アクティビティログ 画面へ移動し障害を解決します。通常運転に戻ります。